チャイはインドの大切な家庭の味

ジュンパナ茶園

インドの一日は心地よいチャイの香りで始まる

インドの一日は心地よいチャイの香りで始まります。朝ベッドの中でまどろんでいる時にお手伝いさんや奥さんが起きがけのベッドティーとして枕元にチャイを運んでくれるのです。
これがホテルなら、どの部屋からもチャイのルームサービスを催促するベルの音が鳴り響くでしょう。いずれにしても、インドでは布団の中でチャイを飲んでから、一日がスタートするのです。

インドでこれほどまでにチャイが浸透したきっかけは、19世紀に遡ります。イギリスが植民地としたインドに紅茶栽培を始め、上質の茶葉はイギリスに輸出されました。
しかし、インド人は、茶葉の生産工程でできる細かなブロークンやファニングスなどの茶葉をミルクとお砂糖で煮だし、そこに生活に欠かせないスパイスを一緒に煮込んだ紅茶を作るようになったのです。

これが、ストレートティーやミルクティーとは全く趣の違うチャイ、そしてインドの紅茶文化の始まりです。特に、ミルクにも負けない濃さと程よい渋みを持ったアッサム地方の茶葉はチャイに最適だといわれています。そして、細かい茶葉を更に効率よく醗酵させる「C.T.C」という顆粒状にまるめた茶葉の加工方法により、小さめの安価な茶葉が普及していきました。

チャイは日本のお味噌汁のような、インドの「おふくろの味」

チャイ

カルダモン、シナモン、ジンジャー、胡椒などいろいろなスパイスを粉砕して作るチャイは、よく日本のお味噌汁にたとえられるのですが、それは、各家庭で配合のバランスやタイミング、入れるスパイスの種類が異なるからです。ですから、よそのお宅にお邪魔したとき、振る舞われたチャイを「チャイ アッチャーへー(このチャイおいしいよ)」と褒めると喜ばれるそうです。家庭によって慣れ親しんだ味があるチャイは、まさに日本でいう「おふくろの味」だといえるでしょう。そして、チャイは医食同源にも近いものがあり、家族が熱を出したり、喉の調子が悪い時には、お母さんが入れる生姜やスパイスの量を加減して飲ませています。

このように、とびきり甘い、コクのあるチャイは、今ではインドの生活に切っても切れない大切な存在だといえます。以前首相が暗殺された際、戒厳令が出されて外出禁止になりましたが、早朝、何故か薬屋さんと牛乳屋さんはお店を開けてもよいという許可が出たという話はあまりにも有名です。また、インドでは仕事の合間にもチャイはよく飲まれているため、あちこちの路地に小さな屋台を出していますし、街中にはチャイの出前が走り回っているのです。

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